元カレ、ガールズバーの客にもらったモノも… 文筆家・伊藤亜和がぬいぐるみと一緒に寝る理由

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ぬいぐるみの邪魔にならないように……

 noteに投稿した「パパと私」のエッセイが話題になり、その後『存在の耐えられない愛おしさ』『アワヨンベは大丈夫』などを刊行している文筆家の伊藤亜和さん。彼女は28歳になった今もぬいぐるみを抱いて眠るという。部屋に20以上並ぶぬいぐるみたち、それぞれに思い出すことがあり……

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 28歳、いまだにぬいぐるみと寝ている。現在のスタメンは7体。おもちゃカゴのなかに控えている選手と合わせると、おそらく20体以上いると思う。これでもスタメンは減ったほうで、一時期は毎晩ベッドに10体以上のぬいぐるみを並べ、一体ずつ頭をなでておやすみを言い、肝心の自分はというと、ぬいぐるみたちに占領されたベッドの隅っこでぬいぐるみの邪魔にならないように小さくなって眠っていたこともあった。...

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