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地方都市に住んでから人の悪口を言わなくなった理由 「間違いなく当人に伝わってしまう」問題が(中川淳一郎)
東京から出て以降、特定の人間の悪口を言わないようになりました。もちろん、論敵の悪口は公の場でも言いますが、同じ地域にいる人々の悪口は言わない。いや、人だけでなく飲食店や小売店もそうです。渋谷にいた頃は失礼な同業者の悪口を飲み屋で言い、感じの悪い店のことは名指しして「あの鰻屋の料理人はキッチンシンクに唾を吐いている。サービスが悪いくせに10%のサービス料を取る」などと非難していました。
しかし、佐賀県唐津市という地方都市に来てからはやっていません。...
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「コレ、同じ日本か?」 佐賀県唐津の見知らぬ初老男性からかけられた「衝撃の言葉」(中川淳一郎)
佐賀県唐津市に拠点を移してから、世界観が変わったというか「コレ、同じ日本か?」と思うことが時々あります。それは知らない人が声をかけてくる、という点です。やたらと子供たちが「こんにちはー!」と声をかけてくるんですよ。先日、ニュージーランド人のジャックが東京から来たのですが、白人でブロンドの彼に対し、小学生の少年たちが「ハロー!」と言ってくる。
ジャックは「びっくりした。東京で声をかけられることなんてないから!」と言っていました。彼が白人だから声をかけられたという面もあるでしょうが、なぜか私のような日本人にも唐津の少年はあいさつしてくる。...
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