「専属通訳は恋愛禁止」「幹部を鬼の形相で罵倒」 池田大作氏の知られざる“裏の顔”

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「食べかけを近くの人に…」

 貴族趣味も目の当たりにした。

「食事会ではいつも池田氏にだけ別の、豪勢な料理が用意されている。そして食べかけた残りを近くの人に下げ渡すことも。もらう方も喜んでもらうんです……。また、彼は愛煙家。たばこを手にしたらすぐに側近が火をつけるしきたりでしたが、ある時、100円ライターを使った職員が激怒されたという話が出回り、以来、皆ちゃんとしたライターを携帯するようになった。私の周りにもダンヒルのライターを持つ人が増え、かくいう私も万一に備え、ダンヒルを買って持っていましたよ」

 氏の好物は、トロにてんぷら、中華料理、すき焼き、すし。そしてデザートには高級メロンを食した。ゆえに糖尿病に苦しんでいたという。

「“別れなさい”と身辺整理をさせられた」

 食事だけでなく、身の回りに置く女性にも独特の“こだわり”があったようだ。

「私も間近で見た池田氏に幻滅してしまったんです」

 とはかつて創価学会でSGI公認通訳を務めた、後呂(うしろ)聖子さんだ。

「私も2世で創価大学卒業後、公認通訳になりました。その頃、池田氏専属の通訳が一線を退くことになり、その後継者として私に白羽の矢が立ったんです」

 名誉なことだが、疑念がすぐに生まれたという。

「その際、まず学会幹部に言われたのは、“男は作るな”ということ。“付き合っている人がいる”と言ったら“別れなさい”と言われて身辺整理をさせられた。ポルトガル語の公認通訳だった女性は、池田氏が南米に行った際に彼氏がいることがばれ、“目的が違う!”と烈火のごとく激怒され、通訳から降ろされたことがあったほどです」

「なぜ付き合っていたらダメなんですか?」。後呂氏は幹部にそう尋ねたことがあったという。すると、

「“男がいると池田先生の通訳に集中ができないから”と言われました。納得できなかったですけどね」

 後呂氏は数年後、アメリカへ長期出張した。その際、訪米中の池田氏と現地で会う機会があったという。

「久しぶりに会うと、“これ誰だっけ”と言われました。側近が説明すると、開口一番“彼氏はいるのか?”。いませんと言うと“いやー心配だ、心配だ”と連発していました。異常な世界でした」

 結果、池田氏専属通訳は独身女性ばかりが並んでいたという。

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