「専属通訳は恋愛禁止」「幹部を鬼の形相で罵倒」 池田大作氏の知られざる“裏の顔”

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気のいいオッサン

「私は池田先生に40~50回は会っていますが、気のいいオッサンです」

 と語るのは、元創価学会員のタレントで西東京市議の、長井秀和氏(53)である。長井氏は創価小・中・高・大と進んだ創価エリートであるが、

「創立者の池田先生はしょっちゅう小平市の創価学園に来ていたんです。運動会などのイベントに来ては簡単なあいさつをする。“この間は日中友好のための要人を連れてきたんだ”などと、小学生相手に人脈自慢もしていましたね」

 長井氏は池田氏の来訪をいつも心待ちにしていた。とりわけ、放課後の訪校を。

「下校しようとすると、“今、先生が来校しています”とのアナウンスが流れることがある。職員室に行くと池田先生がいて“お母さんによろしくね”“『走れメロス』とか読んで勉強しなさいよ”と、3千円のお小遣いをくれるんですよ。うれしくて仕方なかった。今日は池田先生が来そうだなという予感があると、僕は下校しないで学校でお待ちしていました」

 後々、子どもにお金をあげるのはさすがに良くないと池田氏は周囲に言われたようで、長井氏が高学年になると、こうした「現金給付」は行われなくなったという。

「大学時代、私が構内で坊主頭に白装束でパントマイムをやっていたら、ちょうど池田先生が通りかかって写真を撮影してくださった。その頃は90年前後でオウムが話題になっていた時。だから池田先生は『創価学会にオウム真理教が紛れている』との言葉を添えてその写真をくれたんです」

 一大学生のしょうもないギャグに雲上人が進んで乗っかる。当時の長井氏が仰天したのは言うまでもない。

「北朝鮮のような空間」

「カリスマであったことには間違いありません」

 とこれまた“池田体験”を述べるのはジャーナリストの秋山謙一郎氏。秋山氏は非学会員であるが、創価大学の卒業生である。

「池田氏のスピーチ力やパフォーマンス力は卓越していました。大学の入学式であいさつすると、“今年も東大だの早稲田だの、そういうところに受かりながらここに来ちゃったバカ者がいてね。ありがとうね”と言ったり、両手を斜め45度上に広げ、手をピースサインにしたり。すると、会場がワーッと沸いて、隣の女の子は感極まって泣いたりする。北朝鮮もかくやの空間でした」

 ちなみに池田氏は富士短大卒だ。

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