【袴田事件・初公判】検察は名前も明かさない御用学者7人の「共同鑑定」にすがるしかない…そして裁判所に絶対に否定させたいコトとは

  • ブックマーク

 ついにこの日がきた。10月27日、袴田巖さん(87)の再審初公判が静岡地裁(國井恒志裁判長)で開かれた。1966年に静岡県清水市(現・静岡市清水区)で起きた味噌製造会社の専務一家4人殺害事件から57年余。死刑囚の再審としては同じ静岡県で赤堀政夫さん(94)が雪冤した島田事件(発生1954年、再審無罪1989年)以来だ。巖さんに代わり被告人席に立った姉のひで子さん(90)が述べた万感の意見陳述とは。11月10日に第2回公判が行なわれ、弁護側が真犯人像を立証する中、1回目の公判を振り返る。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。