レギュラー13本で「かまいたち」時代が本格的に到来 30分番組を1日4本まとめ撮りの荒業も

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 山内健司(42)と濱家隆一(39)からなるお笑いコンビ「かまいたち」が、10月からTBSの月曜午後9時台に新番組を持つ。これでレギュラー番組数は驚異の13本。サンドウィッチマンの10本、千鳥の8本を超えている。“かまいたち時代”が本格的に到来する。

かまいたちの13本目のレギュラー番組

 かまいたちの新番組は、TBS(制作・毎日放送)の「推しといつまでも」(月曜午後10時)の後続番組。ただし、放送枠は1時間繰り上がって同9時になり、制作局も大阪の準キー局のMBSからTBSに移る。

「推しといつまでも」は麒麟の川島明(44)と指原莉乃(30)がMCで、4月に始まったばかりだが、当初から個人視聴率が1~2%台(世帯視聴率2~3%台)に低迷(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。これではスポンサーが納得しない。打ち切りは避けられなかった。

 低視聴率の理由はひとえに番組の企画にある。魅力に欠けた。一般の人から深く愛されている芸能人が、その一般人の自宅に訪れ、もてなされる番組なのだが、盛り上がるのは対面する当事者ばかり。視聴者は置いてきぼりを食う。視聴者はその芸能人が好きとは限らないので、当然だった。

 この放送枠は3番組続けて失敗してしまった。前の2番組は「100%!アピールちゃん」(2021年10月~2022年8月)、「月曜の蛙、大海を知る。」(2022年10月~2023年3月)。どの番組も川島がMCだったが、いずれも企画に難があった。MC力には定評のある川島でもリカバリが出来なかった。

 川島は吉本総合芸能学院(NSC)大阪校に1997年に入った第20期生で、1999年に田村裕(46)と麒麟を結成した。一方、かまいたちは2003年に同校入りした26期生で、結成は2004年。川島は後輩にリベンジを任せる。

 新番組のタイトルや中身は現在、詰められている。TBSとしては制作局を自分のところに移したこともあり、失敗できないと考えているはず。系列局から放送枠を移すとその系列局の収入が大きく減るので、いくら番組が不振であろうがそう簡単には出来ないのだ。

 かまいたちの現在のレギュラー番組は12本。そのうち、大阪が4本、鳥取県と山内の故郷である島根県で流れている山陰中央テレビのローカル番組が1本。2人の東京進出は2018年だが、全てそれ以降に始まった。2人が破竹の勢いで売れたのが分かる。

 各番組はいずれも人気だ。山陰中央テレビで2020年に始まった「かまいたちの掟」もTVerを経由して全国で観られており、さらに再生数が多いことから「TVerアワード2021」の特別賞に選ばれた。

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