結婚式の引き出物が「売行き10万部」に! 著者に聞く“万葉集の超訳本”の裏側

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 古典の現代語訳本は数多あれど、「万葉集」の超訳モノが大ヒットしようとは、当の著者も想定外だった。昨年秋の刊行以来、売行きは10万部目前。だがもともとは、自身の結婚式で手土産として提供する“粗品”扱い同然だったというのだ。

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 題して『愛するよりも 愛されたい 令和言葉・奈良弁で訳した万葉集①』(万葉社)は昨年10月に発売、今年に入って売行きが伸び、4月には9万部にまで到達。5月から6月にかけても大手書店で売上げが単行本部門2位につけるなどしている。...

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