浮上した豆腐屋問題…5月21日の「サザエさん」視聴率に「終わりの始まり」を感じたテレビ局員

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“終わりの始まり”

 コア視聴率の数字を紹介する前に、21日の個人視聴率を見てみよう。

「サザエさん」が4・3%。「真相報道 バンキシャ!」(日テレ・18:00)が6・1%。「相葉マナブ」(テレ朝・18:00)が4・4%。これに「ニュース645」(NHK総合・18:45)の7・2%を加えると、「サザエさん」は同時間帯で4位という結果になる。世帯と同じように個人視聴率でも苦戦しているのだ。

「一方、コア視聴率は3・7%と全局中の1位です。これが『サザエさん』が現在も続いている理由でしょう。とはいえ、様々な要因を考え合わせると、“『サザエさん』の終わりの始まり”が見えてきたと思います。風雪に長年耐えた巨木ほど、倒れる時はあっけないと言います。『サザエさん』が日本のテレビ界に貢献してきたことを考えると、他局の社員でも考えたくない未来予測ではあります。しかし、世帯6・4%は覚悟を決める必要のある数字ではないでしょうか」(同・ディレクター)

デイリー新潮編集部

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