松本人志の“不満ツイート”に震え上がるバラエティ番組スタッフ 「正直言って、どうすればいいのか…」

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2018年にも抗議

 松本がトークの編集に不満を漏らしたのはこれが初めてではない。2018年3月には、以下のツイートを投稿した。

《メダリスト達はバラエティ番組なんて出なくて良いんですよ》

《の後》

《ジャンクスポーツなんて一番出たらダメですね(笑)》

《をなぜカット?》

 松本はフジテレビ系列で放送されている「ワイドナショー」(日:10:00)に、2013年から23年までレギュラー出演していた。18年3月には、オリンピックで活躍したアスリートはバラエティ番組に出演する必要はないという持論を番組内で展開した。

 その際にオチとして、相方の浜田雅功(60)がMCを務める「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系列・土・17:00)に「出演する必要はない」と言及したのだが、それがカットされてしまったようなのだ。

「松本さんは番組収録中、フリがあってのボケ、言葉のチョイスや順番、話の組み立て、ツッコミのタイミングなど、ありとあらゆる要素を計算しながらトークに臨んでいます。あの場合、『ジャンクSPORTS』の番組名を出すことでスタジオは爆笑したはずです。それがカットされたのは、ある意味でスベったと同義です。いや、スベってもオンエアされれば日の目を見ますが、ウケてもカットされたとなると不条理と言っていい状況です。笑いの作り方が崩れ、自分が思い描いた展開にならなかったのですから、超一流のお笑い芸人である松本さんとしては納得がいかなかったでしょう」(同・ディレクター)

挟み撃ちの辛さ

 近年のバラエティ番組は、スタッフ側が知恵を絞らず、安易な“芸人頼み”の企画も少なくない。そのため芸人側の発言力は強くなる一方で、トークのカットを巡って抗議されることも増えてきたという。

「松本さんの目線は出演者のものではなく総合演出に近いのだと思います。だからこそ、これまでに何度も編集に対する不満を漏らしてきたのでしょう。松本さんほど影響力の大きな芸人はいませんから、ディレクターが感じるプレッシャーは増す一方です。芸能事務所とケンカするわけにはいきませんし、松本さんを怒らせるのも怖い。正直なところ、どう対応したらいいのか……」(同・ディレクター)

デイリー新潮編集部

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