「警察に対する抗議の自死ではないのか……」 レジオネラ菌騒動「大丸別荘」前社長の意外すぎる評判

国内 社会

  • ブックマーク

Advertisement

大丸別荘の苦境

 だが、長期低落の傾向が続き、観光客の減少に悩んでいるのは前に見た通りだ。高速道路網が整備されたことで、福岡県民は大分県の湯布院温泉や熊本県の黒川温泉に向かうことが増えた。

「二日市温泉の地盤沈下という難問を抱えているのに、さらに大丸別荘の“悪名”が全国に伝わってしまいました。強い逆風が吹いていることは言うまでもありません。どんな名経営者といえども、苦境に陥った今の大丸別荘を復活させるのは大変でしょう」(同・知人)

【相談窓口】
「日本いのちの電話」(一般社団法人「日本いのちの電話連盟」)
0570・783・556(ナビダイヤル)
0120・783・556(フリーダイヤル)

註1:「湯の入れ換えは盆と正月でいい」「大した菌じゃない」「塩素臭が嫌い」… 旅館社長謝罪会見の一問一答(産経新聞電子版:2月28日)

註2:温泉知新=万葉集に歌われた湯は… 深さ90センチの大浴場があった 「黒田の殿様」専用の時代も 二日市温泉温泉(福岡県筑紫野市)(西日本新聞:2008年1月18日)

註3:福岡県/古湯を沸かせ 二日市新絵巻<9>「奥座敷」の接遇守り-連載/福岡ワイド(西日本新聞:2010年2月23日)

デイリー新潮編集部

前へ 1 2 3 4 次へ

[4/4ページ]

  • ブックマーク

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。