電動ノコギリで解体、寸胴鍋から頭部が… 香港「人気モデル」を殺害した、元夫“パラサイト一家”のおぞましき凶行

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意外な事件の「首謀者」

「離婚後もアビーさんはクォン一家を支え続け、一家が住んでいたのは香港の九龍地区にある高級住宅地・加多利山(カドリーヒル)に建つ、6800万香港ドル(約11億8300万円)相当の豪邸でした。購入したのはアビーさんですが、名義はなぜかクォンの父親になっており、現地メディアは事件の首謀者をこの“父親だ”と報じています」(中島氏)

 犯行の引き金は昨年末、この豪邸の売却をアビーさんが決意したことだったとされる。アビーさんは代わりの家も用意していたというが、豪邸からの立ち退きにクォン一家は激怒。運転手を務める兄がアビーさんを殴打するなどした後、現場の民家に拉致したと伝えられる。

「アビーさんは2018年、麺料理で有名な飲食チェーン『譚仔米線(タムジャイミーシン)』の御曹司と再婚しますが、現地メディアの一部は“籍は入れていない事実婚”と報じています。そのため、アビーさんを殺害することで、1億香港ドル(約17億円)以上あるとされる彼女の財産が“自分たちのものになる”と考えて犯行に及んだ可能性も指摘されています」(中島氏)

 動機がどうであれ、鬼畜の所業に及んだことに疑いはない。クォンの母親も司法妨害の罪で逮捕されているといい、強欲で凶悪な“パラサイト一家”に対し、香港でも「極刑」を望む声が高まっている。

デイリー新潮編集部

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