「スッキリ」後継番組のMCが山里亮太になった裏事情 「最初に選ばれたのはヒロミ」

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ベテランMCの番組が複数終了

 ベテランMCであっても、容赦なく切られてしまうのがこの業界だ。今春にもいくつかの番組がエンディングを迎えることとなった。

 例えば、所ジョージ司会のフジテレビ「所JAPAN」(火曜21時)。代わりにお笑いコンビ・アンタッチャブルがMCの特番がレギュラー番組に昇格する見込みだ。さらに、

「同じくフジテレビで内村光良さんの『あしたの内村!!』も終了します。所さんと同様に高額なギャラがネックとなりました」(フジテレビ関係者)

 ダウンタウン浜田雅功の「ジャンクSPORTS」(フジ系)は、東京五輪から1年半が経ったこともあり、放送枠の移動や全国放送からローカル放送への変更が検討されている。

 かたや、「いま最もスケジュールが押さえられない芸人」(同)と言われるサンドウィッチマンの「ZOO―1グランプリ」(TBS系)も放送を終えることに……。そのワケは、

「これは芸人の力を生かせなかった局の責任ですね」

 とTBSのベテラン局員。

「動物園の飼育員さんが個性的な動物を紹介するという同番組はCBC(中部日本放送)の制作でした。同局制作の番組が、TBS系のゴールデンの時間帯で放送されるのは実に28年ぶり。CBCにゴールデン番組を作るノウハウが乏しく、視聴率が振るわないまま終わることになりました」

注目は小芝風花?

 では、いまをときめく俳優陣が出演する4月期のドラマはどうか。

 前出の記者が解説する。

「フジテレビ月9に木村拓哉さん、TBS日曜劇場に福山雅治さんと大泉洋さんが登場するなど目白押しです。ただ、ここはテレ朝の金曜23時15分からのドラマで主役を張る小芝風花さんに注目したいですね」

 昨年は映画とドラマ計5本に出演と大車輪の活躍だった彼女。米倉涼子が去ったオスカープロモーションを支える新看板女優として第一線を走る。さて今作は、

「講談社の『波よ聞いてくれ』という漫画が原作で、小芝さんはラジオパーソナリティーになった元フリーターという役柄です。実は、7月クールでも主演が決定しています。仮タイトルは『転職の魔王様』(フジ系)といい、広告代理店を退職した主人公が転職活動で奮起していくという話です」(同)

 春ドラマではほかに、TBS金曜22時から上白石萌歌、テレ朝火曜21時から高畑充希主演作が予定されている。

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