今年のNHK紅白は紅組だけが充実…不要論もある白組のトリは誰が務めるのか

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 11月16日、「第73回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が発表された。昭和の頃は視聴率も50%を超えていた国民的番組だったが、昨年は34・3%(第2部)と歴代最低を記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)。果たして今年はどうなるか。

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 昨年は“若者に媚びている”とも言われた紅白だが、今年はどうだろうか。民放プロデューサーに聞いた。

「Official髭男dismやKing Gnu、緑黄色社会など、話題のグループもいます。彼らは若者から絶大に支持されている民放ドラマの主題歌を担当しています。ヒゲダンは『silent』(フジテレビ)、King Gnuは『オールドルーキー』(TBS)、緑黄色社会は『ファーストペンギン!』(日本テレビ)といった具合です。まだ紅白での曲名は発表されていませんが、おそらく主題歌でしょう。民放乗っかり作戦ですね」

 そして目立つのは、やはりジャニーズ所属グループの多さだ。なにわ男子、King & Prince、関ジャニ∞、KinKi Kids、SixTONES、Snow Manと6組も出場する。

「今年は滝沢秀明副社長の退社、King & Princeのメンバー退社騒動もあって、ジャニーズ枠は縮小との一部報道もありました。そんな中、来年5月をもって平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)のグループ脱退が発表されたKing & Princeを確保しました。スペシャルナビゲーターの櫻井翔(40)とどんなトークをするのか、話題になることは間違いないでしょう。NHKは彼らの出場に全力を注いだのかもしれませんね。その影響か、正直言って白組の他の出場歌手はボロボロです……」

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