おじいちゃんがセブンで“ギャル雑誌”を購入!? 鈴木奈々「Popteenモデル時代」の思い出

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『あなたとコンビニとニッポン』鈴木奈々×渡辺広明(前編)

 全国5万8,000店舗、年間155億人が買い物する“コンビニ超大国ニッポン”。老若男女、昼夜を問わずさまざまな人が訪れるコンビニは、その目的や利用方法も人によってさまざまだ。「コンビニとの付き合い方」を覗いた先に見えてくるものとは? コンビニジャーナリスト・渡辺広明氏が、ゲストを招きコンビニについて大いに語り合う──。

 今回のゲストはタレント・鈴木奈々氏(34)。明るいキャラクターでバラエティ番組を中心に活躍する彼女は、人気ファッション誌『Popteen』の出身だ。中高生時代は同誌の愛読者として勉強そっちのけで読み耽ったとのこと。そんな青春時代のバイブルの記憶を呼び起こすと、そこにはコンビニと繋がるいくつもの思い出が…(全2回の1回目)

セブンのバイト面接で不採用

渡辺広明(以下、渡辺):茨城県ご出身の鈴木さんは1988年生まれですから、物心ついた頃には当然のようにコンビニが身近にあったと思います。印象に残っているコンビニの記憶はありますか?

鈴木奈々(以下、鈴木):廃棄弁当です! 高校時代、超憧れのギャルの先輩がセブン(セブン-イレブン)でバイトしていて、いつも大量の廃棄弁当を持ち帰ってたんですよ。よく友達と先輩の家に遊びに行って、みんなで食べてたなぁ…あれ? たしか廃棄弁当を持ち帰るのってダメなんでしたっけ? 大丈夫ですか、この話。

渡辺:大丈夫ですよ。廃棄弁当の扱いはオーナー判断なので、店舗によってルールが異なるんです。その先輩が働いていた店舗は持ち帰りOKだったんでしょう。ただし、期限切れの弁当を食べて食中毒になると、オーナーの責任問題に発展しかねません。だから、持ち帰りを禁止している店舗も多いんですね。

鈴木:そうだったんですね。そう言えば私、高校時代にセブンでバイトしたくて面接を受けたことがあるんですが、きっかけは「私も廃棄弁当が欲しい!」でした(笑)。

渡辺:セブンでバイトしてたんですか?

鈴木:面接で落ちちゃいました(笑)。

渡辺:それは珍しい…。鈴木さんの高校時代は2000年代前半ですよね。人手不足の店舗も少なくない時代なので、あまり落ちる人はいないんですよね。

鈴木:マジすか。じゃあ、なんで落ちたんですかね?

渡辺:「この子、レジ打てるのかな?」と判断されたとか…。

鈴木:あ~、絶対それです。私、MOUSSY(※ファッションブランド)でショップ店員のバイトをしていたことがあるんですが、一度もレジ打ちさせてもらえませんでした。そうか…。

渡辺:でも、高校生の場合はシフトの問題も考えられます。「時間帯が合わない」や「最低でも週3ペースで働いてほしい」など双方の希望シフトにズレが生じた結果、不採用になってしまうケースがあります。

鈴木:「使えなさそう」は悲しすぎるから、そっちの理由がいいなぁ(笑)。

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