米軍がウクライナで武器横流し対策を開始 ロシアと直接対決のリスクも高まる

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 11月1日付ワシントンポストは「米国防総省は、ウクライナに供与した兵器が違法に転用されていないことを確認するための取り組みとして、ウクライナの武器管理庫への立ち入り検査(査察)を開始した」と報じた。

 ロシアのウクライナ侵攻以降、米軍が大使館の保護以外の目的で活動を開始したのは今回が初めてだ。

 査察がどこで行われたかについて明らかにしていないものの、米国防総省は「治安の状況が許す限り、供与された武器の査察を実施する」としている。

 米国政府はこれまで「ウクライナに供与される武器は、ウクライナに入国直前に詳細な記録を残し、入国後は前線までの追跡をしっかり行っている」と説明し、武器管理のあり方に問題はないとの姿勢をとってきた。...

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