藤井聡太竜王、黒星発進に解説者も驚き 現在までの通算勝率は何%?

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藤井竜王が初防衛を目指す竜王戦の七番勝負

 10月8日、渋谷・セルリアンタワー能楽堂で行われた竜王戦七番勝負の第1局で、竜王位初防衛を目指す藤井聡太竜王が107手で投了。挑戦者の広瀬章人八段に敗北を喫し、ネットニュースには「黒星発進」の見出しが躍った。

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 対局は終始、広瀬八段が押し込む展開となり、藤井竜王は一度も優位な流れに持ち込むことができなかった。

解説者も驚くほどの完敗だった

「これだけ(藤井竜王が)一方的に押されるのは珍しい」

 と、ABEMAの生中継で解説を務めた佐々木勇気七段が驚くほどの完敗だった。

 藤井竜王にとって、今回の竜王戦は今年4回目のタイトル防衛戦となるが、棋聖戦、王位戦に続いて“鬼門”といわれる初戦を落とすことになってしまった。

 対局後、藤井竜王は

「きわどい勝負に持ち込めずに申し訳ない」

 と神妙な様子で語ったが、昨年、挑戦者として竜王位を奪った際には、苦手といわれた当時の豊島竜王に対して4勝0敗と完璧な強さを見せつけただけに驚いた人は多かったはず。

 一体何があったのか。

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