エリザベス女王が乗った「新幹線」が遅延危機… 「皇室・王室」が抱く鉄道へのご関心
9月8日、イギリスのエリザベス女王が死去した。女王の国葬は19日に執り行われる予定だが、日本からは天皇・皇后両陛下が参列する。
日英両国は皇室・王室制度が大半の国民から支持を得ているという点で共通しているが、皇室・王室が鉄道に高い関心を示している点でも共通している。
イギリスは言うまでもなく鉄道発祥の地。鉄道の登場によって産業構造や経済が大きく変化し、近代化の旗手ともいえるインフラになった。いわば、鉄道は国家繁栄の象徴といえる。そうした背景から皇室や王室が、鉄道に対して興味を示すことは不思議な話ではない。...