ジェームズ・ボンドの正体は鳥類学者だった! 世界一有名なスパイの意外なルーツ

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女にもてて、殺しのライセンスを持った「鳥類学者」

「世界一有名なスパイは?」と聞かれ、誰もが思い浮かべるのは、映画「007」シリーズのジェームズ・ボンドだろう。

 英国秘密情報機関MI6の腕利きスパイで、女性に目がないという設定だ。原作者のイアン・フレミングは、第2次世界大戦中に実際に自身が特別工作任務についていたのだとか。

 そんな彼が、物語の主人公の名前を決める際に「できるだけ平凡な名前を」ということで付けたのが、あの「ジェームズ・ボンド」なのだという。

 だが、その平凡な人のはずの「本物のボンド」氏の職業が実に意外なのだ。

鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』の著者で、現役鳥類学者の川上和人氏が、ボンド氏の正体を明かしてくれた。

「おそらく、一般に名前が知られている鳥類学者は、ジェームズ・ボンドぐらいでしょう。英国秘密情報部勤務に同姓同名がいますが、彼の名は実在の鳥類学者から命名されたのです」

 そして川上さんは仲間である鳥類学者に「隠密であるスパイに知名度で負けているというのは、実に由々しき事態です」と嘆く。またスパイに対しては「スパイの名前が有名ということも、英国秘密情報部としては由々しき事態でしょう」と警鐘をならしている。

 イアン・フレミングの書棚にあった本の(おそらくは)背表紙に記された名前の中で、一番平凡だったのが「ジェームズ・ボンド」だったのだろう。

 女にもてて、殺しのライセンスを持った「鳥類学者」。川上さんの思わぬトリビアにより今後、みなさんの「007」を見る目が変わるかもしれない。

デイリー新潮編集部

2017年4月28日掲載

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