巨人の選手はなぜ「紳士たれ」の逆を行ってしまうのか 時代に合わない「成績こそ全て」という価値観

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 女性が交際すると苦労する職業は「3B」、美容師とバンドマンとバーテンダーと言われて久しい。しかし女性に対する扱いがひどいと実際に報じられる回数が多いのは、「3A」かもしれない。アクター、アーティスト、そしてアスリートである。

 フェンシングにバスケ、卓球選手らの不倫報道が続いた今夏。先日、中絶を強要したと告発されたのは読売ジャイアンツのキャプテン・坂本勇人選手だ。相手女性との会話やLINEのやり取りの生々しさに、拒否反応を示す人が続出。一方で報道直後には猛打賞も獲得しており、良くも悪くも注目を集めたかっこうだ。

 彼の女性トラブルは今に始まったことではない。6月には4年ほど前にキャバ嬢にかみつき、慰謝料550万円を払ったというスクープがあったばかり。宮崎キャンプ先でも“お持ち帰り”に及んだり、宇都宮では女性キャストに暴言を吐いたりと、オラオラ系の一面も知られていた。

 しかし後輩やファンへの対応はすこぶる良く、陰に日向にチームに貢献してきた主軸選手である。どんな報道が出ようと彼の好感度は揺らぐことはなかった。今年4月にはノーマスク姿で女性と歩く姿も撮られているが、批判よりも応援の声が多かったように記憶している。それだけに今回の報道にショックを隠せないファンも多い。独身なのだからどんな交際をしようと自由とかばう声もあったが、女性問題で謹慎した選手も多いだけに、彼だけ特別扱いかという批判は免れない。

 むしろ特別扱いではなく、巨人軍では普通のことなのだろう。なぜなら、「前科者」が多すぎるからである。

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