皇宮警察で「泥沼ダブル不倫」「不倫の末の練炭心中」が 皇族方への悪口も横行

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異動先でも問題行動が

 幹部は翌春、京都護衛署へと異動させられる。ところが、新任地でもさっそく“悪い癖”が出たようで、

「09年夏のある週末でした。部下の女性二人が幹部の自宅を訪れて居間で飲酒した際、一人の女性が隣の6畳間で休んでいる隙に、幹部がもう一人の女性と“いい雰囲気”だったという風評が流れ、一斉に内部調査が行われました。実際に、6畳間にいた女性は調査に『キスしている音が聞こえた』『“もう帰った?”“まだいるわ”“ばれたかな?”という会話が聞こえた』などと答えています」(同)

 この女性は堪らず幹部宅を飛び出したというのだが、

「その後、不安になって複数の同僚らにこの件を相談したことで、京都護衛署はもちろん、東京にまでうわさが広まったのです」(同)

 結局、具体的な問題行為は確認できず、この幹部はほどなく東京へ戻ってきたというのだ――。

凄絶な練炭心中

 ところで、08年に発覚した幹部の“不倫”の相手となった警務課時代の部下は、7年前に退職しているのだが、

「問題は、この不倫を告発した女性の夫です。彼は皇太子ご一家を担当する護衛第2課に所属していた16年1月、酒に酔って埼京線の車内で痴漢行為に及び、都迷惑防止条例違反容疑で警視庁に現行犯逮捕されているのです」(先のOB)

 この時の“被害者”が、実は女装した男性だったこともあって当時は大きく報じられた。そして、

「彼は勾留されたのち、埼玉県内で本部監察の取り調べを受けていたのですが、間もなく出頭しなくなった。そして春先に、当時の不倫相手だった宮内庁東宮職の女性職員と一緒に車中で亡くなっているのが発見されました。現場は四国で、死因は練炭による一酸化炭素中毒だと聞いています」(同)

 妻と上司の道ならぬ恋に始まり、夫もまた仕事先で不倫に溺れ、その果てに練炭心中を遂げるとは、まさしく凄絶な“修羅絵巻”といえよう。すでに退職したこの元妻に尋ねると、

「申し訳ないのですが、話すことはありません」

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