皇宮警察で「泥沼ダブル不倫」「不倫の末の練炭心中」が 皇族方への悪口も横行

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未成年の新人護衛官が飲酒

 皇宮警察本部のHPを見ると、「警備部門」の紹介コーナーに「皇室の安全の礎である誇り」との見出しがつけられている。が、現実は甚だ心許ないと言うほかなく、そうした緊張感の欠如は、組織内の「乱れ」とも無関係ではないという。

 最近では19年、那須御用邸で催された皇宮警察学校の懇親会で、未成年の新人護衛官が飲酒し、また成人の新人もみだらな行為に及ぶという不祥事が起きている。さらに21年には、皇宮警視正が正規の手続きを経ないまま知人女性を赤坂御用地に招き入れていたことが発覚、依願退職を余儀なくされている。

 これにとどまらず、

「現在、坂下護衛署の最高幹部である50代後半の人物など、問題だらけです」

 とは、先の現職護衛官。

「彼はこれまで、寛仁親王妃信子さまに対し、きわめて激しい文言で“正常ではない”といった趣旨の陰口を叩き、また秋篠宮妃紀子さまのことも『二重人格』などと揶揄してきました。そのような人物が、宮殿や東御苑の警戒にあたる重要ポストである坂下署で采配を振っているのだから呆れてしまいます」(同)

泥沼ダブル不倫

 この幹部は件の山口護衛部長と昵懇(じっこん)。それもあって後任とも目されているというのだが、肝心の“問題だらけ”の中身とは……。

「既婚者の彼は2008年夏、本部警務課時代の部下だった女性護衛官との“不適切交際”が発覚し、『所属長指導』を受けています。当時29歳だった相手の女性にも、5歳上の夫と女児がいたのです」(同)

 女性の夫もまた、本部所属の護衛官。妻の携帯を見て驚き、監察課へ届け出たことで発覚したのだという。

「女性が幹部とやり取りしたメールは100通にも及び、ハートマークや“好き”という文言が並んでいた。二人きりで食事することも度々ありました。その後の聞き取りでは、ともに肉体関係を否定したものの、女性は“最初は単なる上司と思っていたが、だんだん好きになっていった”などと吐露していたのです」(同)

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