頂上作戦を陣頭指揮したマル暴刑事が語る 関東ヤクザ界のカリスマ「極東会」トップの死の波紋

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「極道社会のフィクサー」と称された、国内最大級の的屋(テキヤ)系組織トップの訃報が波紋を広げている。警察当局による締め付けの強化で組織の弱体化を迫られるなかにあって、なお異彩を放ち続けた“カリスマ”の死は、ひとつの時代の終焉を象徴しているという。

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 5月7日、指定暴力団「極東会」の松山眞一元会長(94)が死去した。

 東京・新宿歌舞伎町に本拠を置く極東会は全国に25ある指定暴力団のひとつで、構成員は約390人(2021年末時点)。...

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