「ガッテン!」が消え「クロ現」は19時半開始…NHKの大番組改編は成功したのか?1か月を検証

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 NHKが4月に総合とEテレを合わせて改編率42%の大番組改編に踏み切ってから約1カ月が過ぎた。これにより27年も続いた人気番組「ガッテン!」などが打ち切られたが、この大改編は成功したのか。検証してみたい(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 NHKの大改編は2003年に地デジ放送が開始されて以来、最大規模だった。

 陣頭指揮を執ったのは一昨年1月に就任した前田晃伸会長(77)。みずほフィナンシャルグループ元会長である。

 まず高視聴率番組「ガッテン!」(水曜午後7時半)が打ち切られた。2月2日放送の最終回の視聴率は「世帯12.7%」「個人7.4%」「コア(13~49歳)1.7%」だった。

 この視聴率は世帯も個人も同時間帯で断トツのトップ。半面、コアではEテレを除くと最下位だった。

 若者には関心が薄い健康をメインテーマとする教養番組だったからだろう。

 最終回のテーマも「しつこい目のぼやけ 気づいて!本当の原因解明SP」。若者にはピンと来ないはずだ。打ち切りの理由の1つも若者ウケしないからとされた。

 もっとも、ここで疑問が生じる。民放がスポンサーの意向で若者を狙うのは分かるが、年齢に関わらず同一の受信料を要求するNHKまで若者ばかり追い掛ける必要があるのか。視聴者の負担に応じた公平な番組配分が行われるべきではないか。

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