デビュー10年目「青山ひかる」が語る、グラドルとしてのプロ意識 「結婚したら芸能界引退します」

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 グラビアアイドルの青山ひかる(28)は、2013年のデビュー以来、第一線で活躍し続けている。「有吉反省会」(日本テレビ系)に出演した際には、“お尻が汚いグラビアアイドル”として話題にもなった。4月22日には20枚目となるDVD「こっちも…見てください。」をリリースする青山に、グラビア活動の裏にある強いプロ意識を聞いた。【徳重龍徳/ライター】

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 移り変わりの激しいグラビアアイドルの世界は荒れた海だ。毎年多くの若い新人グラドルが海に漕ぎ出すも、その大半は2~3年後には消えている。青山ひかるはその荒波を乗り越え、コンスタントに活動を続ける稀有なグラドルだ。今年12月で活動10年目を迎える。

「自分は自分のペースで活動していますね。焦ってもいいことはないと思うんですよね。逆に焦ると間違えた選択しそうじゃないですか?」

 落ち着いた口調は、世間がイメージするキャピキャピしたグラドルとは真逆で、かつて共演した島崎和歌子には「あなた本当に“重鎮”しているよね」と言われたという。

 もともとは声優になるために長崎から上京するも、前事務所にスカウトされたことをきっかけに、2013年にグラビアの仕事をスタートさせた。初めて撮影会に参加すると、すぐにカメラマンの行列ができた。

「グラビア自体に抵抗感はなかったです。写真を撮られることで、他の人からは自分がこう見えているんだとわかったり面白い世界でした。中学、高校の頃は大きな胸を見られるのがコンプレックスだったんですけど、グラビアではそのネガティブがポジティブに変わる。天職だと思いました」

 2013年12月にはファーストDVDをリリースすると、自身「一回見たら忘れられない」という特徴的な猫顔とIカップのバストを武器にすぐさま人気を得る。これまで写真集を2冊リリースしたほか、数々の青年誌でグラビアを披露してきた。デビュー以来、仕事が途切れたことはない。

「この仕事を始めてから長期の休みを取ったことはないですね。去年、実家に3泊4日で帰ったのが最長。1週間はなんだかんだで休めない。土日はなにかしら仕事が入ります。休みをとってどっかに行くとかもないですし。仕事、仕事ですね」

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