デビュー10年目「青山ひかる」が語る、グラドルとしてのプロ意識 「結婚したら芸能界引退します」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

「人と比べても仕方がない」

 そして、どんな仕事であっても一生懸命取り組む。筆者は長年グラビアを取材しているが、青山以上に「信頼」という言葉が似合うグラドルを知らない。とにかくプロフェッショナルなのだ。

 たとえばグラビアという仕事柄、体の管理のためジム通いをするが、青山はパーソナルトレーナーが男性の場合は絶対1対1を避けるという。

「男女2人にならないよう、自然と気にしています。舞台で共演した俳優さんと写真を撮る時も自撮りは避けて、他撮りにしています。自分のルールですね。今ってSNSで思ってもないようなことを書かれてしまうし、ファンに誤解を生ませるようなことはしないです」

 アイドルについて、ファンがわからなければ恋愛をしてもいいという声もあるが、青山の考えは違う。

「そう言う人もいますが、私は“ばれなきゃいいじゃん精神”って、絶対わかると思うんですね。結局は相手が誰かに言っちゃってるじゃないですか? そういうちょっとのことでバレてるんじゃないかと思うんです」

 芸能界は競争と、それに伴う嫉妬が常に渦巻く場所だが、そうした感情とも無縁だ。

「自分は自分という気持ちです。他の人を気にして、比べてたらきりがないですもん。そこを気にしたら、芸能界では長くできてないと思ってます。人と比べ始めても意味ない。自分を唯一無二だと思えばいい」

 最新DVDは北海道で撮影された。ドSな彼氏と付き合う、ドMな彼女を演じている。北国ならではの雪の中での水着シーンもある。

「北海道の雪ってさらさらなので、固まらないんです。雪の中での撮影で、ちょっとでもスタイルをよく見せようとつま先立ちすると、落とし穴みたいにどんどん埋もれていきました。ブーツを履いていたんですけど、ぜんぜん無理でした(笑)」

 活動はグラビアだけに止まらず、所属するアイドルグループ「sherbet」のクラブイベントではVJ(ビデオジョッキー)もこなす。女優として6月24日に公開されるムロツヨシ主演の映画「神は見返りを求める」にも出演し、所属事務所のゼロイチゲーム部としてゲーム配信にも取り組むなど、マルチに活動する。

次ページ:グラドルをとりまく環境の変化 もし結婚をするならば

前へ 1 2 3 4 次へ

[2/4ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。