デビュー10年目「青山ひかる」が語る、グラドルとしてのプロ意識 「結婚したら芸能界引退します」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

グラドルをとりまく環境の変化 もし結婚をするならば

 安定した活動を続ける青山だが、一方で周囲のグラドルたちはコロナ禍の影響を大きく受けた。

「コロナ禍でこの1~2年、辞めていく人も多かったですね。芸能活動自体がきつかったり、これを機に見つめ直して考えたり。暇ができると『辞めようかな』という思いになるらしいんですよ。私自身はコロナ禍でも配信をしたり、週4~5日は家でも仕事があったので、そういう仕事でつなぎとめていました。本当に周りの方々のおかげですね」

「たまにアルバイトをしたり普通の子に戻りたいなとは思いますけど、この仕事はいろんな方にお会いできるし楽しい。最近は年齢的に今後グラビアをどうするかは考えていますが、具体的にいつやめるとかはありません。今もやれるところまではやろうかなという気持ちです」

 ただし芸能界へ執着しているわけではない。

「芸能の仕事へのこだわりはないです。結婚願望はまだないですけれど、結婚と仕事の両立って大変だと思うし、もしそうなれば、そこで芸能の仕事をスパっとやめると思います。私自身の経験でもそうですけど、推しが結婚すると『おめでとう』と応援している方はなるんでしょうけれど、熱がちょっと冷めるんじゃないかって思ってるんです」

 青山の言葉からは、「応援している方あっての自分」という気持ちが感じられた。

 プロフェッショナルの語源は「神に対する告白」を意味する言葉で、もともと神父など聖職者を指して使われた。自分を律し、仕事をする人やファンに対し誠実であろうとする青山は、まぎれもないプロフェッショナルだ。

 もしかしたら世間が芸能人に求める派手さとは違うのかもしれない。

「まあ、面白くない女にはなったと思いますよ。かまをかけられても、何もスキャンダルが出てこない。グラビアアイドルってそういうトークを求められることって絶対あるじゃないですか。でも何もなさすぎて、番組の事前のアンケートとかぜんぜん書けませんもん(笑)」

 そう自虐的に語るも、「自分の人生かけてるんでね。それで生活をしているのでね」とつづける青山は、プロの矜持にあふれていた。

青山ひかるプロフィール
1993年6月13日生まれ、長崎県出身。2013年にグラビアデビュー。“Iカップの野生児猫娘”として人気を博し、これまでDVD20作、写真集を2作リリース。グラビア以外にも女優やアイドル活動、さらにオタク趣味を活かしゲーム配信やトレーディングカードなどもマルチにこなしている。最新DVD「こっちも…見てください。」の発売記念イベントが5月14日、高田馬場BSホールで開催される。
Twitter:@hikaru06kon
インスタグラム:@hikaru0613kon

前へ 1 2 3 4 次へ

[3/4ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。