日本医師会・中川会長が毎月“反社疑惑”の男に送金 総額は500万円以上

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総額500万円超

「中川会長が今年の3月までカネを渡していたのは、大阪市内で「医療新報」という業界紙を発行していた男。指定暴力団とも付き合いがあり、カネ次第で相手に都合の良い記事を書いたり、逆に記事になりそうなネタでゆする、いわゆるブラックジャーナリストやな」

 とは大阪の医療関係者。

「名刺には住所や電話番号の記載があったけど、法人登記などの実体はない。それでも会員になると月に1度、A4用紙で5枚程度の記事がファックスで届く。真偽不明のうわさや謀略情報といった怪文書のレベルやったけど、今年3月に亡くなるまで“オレには毎月、あちこちからカネが入るんや”って吹聴していたよ」

毎月自分名義で20万円

 実際、会員には現職の国会議員やテレビで見かける新型コロナ対策の専門医の名も。中川会長はその中の一人だったことになる。

「定価はあってないようなもので、毎月の購読料額は数万円から数十万円とバラバラ。中川会長は自分名義で20万円を振り込んでいたほか、彼が理事長を務める札幌市内の病院からのものも。北海道の医師会からの入金と合わせて合計60万円という月もあったようで、総額は500万円を下らないはず」(同)

 2年前の会長選挙の時期には親しい間柄だったという二人。中川会長は、反社に近い人物に対価を払って選挙を手伝わせていたのか。だとすれば、本人の進退はもちろん、日本医師会も重大なコンプライアンス違反に問われかねまい。

 当のご本人に尋ねると、

「医療法人からの支出は慣行的に続いていた。その人物が反社会的勢力との認識はなく、会長選挙の協力を依頼した事実はない」

 あまりに不遜な特権意識と不適切な交際。それでも2期目を目指すのだろうか。

週刊新潮 2022年5月5・12日号掲載

ワイド特集「黄金郷へ」より

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