刑事に囲まれカツ丼を平らげたひで子さん 「そのうち真相がわかると心配していなかった」【袴田事件と世界一の姉】

  • ブックマーク

 1966年、静岡県清水市(現・静岡市清水区)で「こがね味噌」の専務一家4人が惨殺された上に、自宅が放火された「袴田事件」が発生した。事件後、捜査本部に50日間「泳がされた」のち、殺人容疑で逮捕された袴田巖さん(86)。本人は逮捕されるとは想像もしていなかったため、普段と変わらぬ振る舞いの弟の姿に、姉のひで子さんもさして心配しなかったそうだ。だが同年8月18日早朝、2人の刑事が巖さんの住む従業員寮を訪れる。この日を最後に2014年3月27日までの47年7カ月余、巖さんが「塀の外」に出ることはなかった。...

記事全文を読む