【袴田事件と世界一の姉】捜査記録に残る巖さんの人物評とフェイクニュースの罪

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 1966(昭和41)年、静岡県清水市(現・静岡市清水区)で味噌製造会社「こがね味噌」の専務一家4人を殺害した強盗殺人罪で死刑が確定し、囚われの身だった袴田巖さん(86)が静岡地裁の再審開始決定とともに自由の身になったのは、2014年3月のことだった。現在も続く三者協議の中で、検察が「再現実験」ではなく「血痕の赤みを残すための実験」をしていることを、長年、袴田事件を研究し、証拠に関する実験を独自に行った「ミスター味噌漬け実験」が示した。事件後しばらく「泳がされた」巖さんは逮捕が迫っているとも思わなかったのか、当時、臆することなく新聞記者の個別インタビューに応じていた。...

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