産地直送「おうちごはん」第5回 漁師めしが無国籍料理に大変身

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 産地直送の美味しい食材を、料理家・浜口恭子さんによるアレンジレシピでご紹介します。第5回は「鯛めしの素」を、あのエスニック料理に変身させます。

料理研究家・浜口さんの簡単ひと手間で美味しくなるレシピ「鯛の生春巻き」

 鯛をまるごと炊き込んで、しゃもじで身をほぐす。立ち昇る香りに一同ウットリ――。これが一般的な鯛めしのイメージかも知れません。

 今回ご紹介する鯛めしは、同じ鯛めしでも、愛媛県南予地方の知る人ぞ知る郷土料理。「生鯛めしの素」があれば、その名物がお手軽にいただけます。

 炊き立てのごはんに鯛の切り身をのせ、甘みのある独特のタレをからめ、卵をかける。元来は漁師めしゆえ、豪快にかきこんでいただくのが宇和島風スタイルです。愛媛県産の真鯛を使用した本品は、解凍して生卵をかけるだけですぐに完成。お好みでねぎ、ごまなどの薬味を加えればより豊かになります。

 和風でありながら、アジアや洋の雰囲気も纏う「鯛の生春巻き」は、鯛めしの素材を活かしたユニークな逸品。ねぎ、チーズ、鯛が織りなす三重奏はビールとの相性もばっちりで、「めでたい日」じゃなくてもいただきたいものですね。

■材料(2人分)

生鯛めしの素…1袋
ライスペーパー…2枚

万能ネギ…2/3束
クリームチーズ…30グラム

〈ポイント〉
ライスペーパーはしっかり巻いた方が切りやすいですよ

[作り方]

1生鯛めしの素を解凍する。

2万能ネギは約10cm~15cm位に切って2つに分ける。

3クリームチーズは拍子木切りにして、6つ作る。

4ライスペーパーを濡らしたら、その上に鯛、クリームチーズ3つ、ネギをのせて巻く。

5切り分けて皿に盛りつけ、好みの野菜と合わせて完成。

[巻き方の美味しいポイント]

ペーパーを具材としっかり密着させながら巻くことで、断面がきれいになる。

商品のお申し込み・お問い合わせ

愛媛県・宇和島風 生鯛めしの素

価格5,940円(税・送料込)

内容:80グラム×6袋
賞味期間:冷凍で365日
原産地:愛媛県
加工地:愛媛県
7大アレルギー:小麦

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https://www.shincho-shop.jp/store/ProductDetail.aspx?pcd=WSR0002000
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料理研究家 浜口恭子さん
料理研究家、フードアナリスト、フードスタイリスト。多くの飲食店のメニュー開発やTV番組のフードスタイリストとして活躍する一方、専門学校のカフェビジネス科で教鞭を執る。

撮影 坂井瑞/フードスタイリング くろだかおる

週刊新潮 2021年9月30日号掲載

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