産地直送「おうちごはん」第4回 松阪牛を頬ばって噛みしめるローストビーフ丼

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 産地直送の美味しい食材を、料理家・浜口恭子さんによるアレンジレシピでご紹介します。第4回はすき焼き用の松坂牛を贅沢に使った一品です。

 忍者と並び、三重県が誇る名物といえば、なんといっても“肉の芸術品”。泣く子も黙るブランド牛の王者、松阪牛でしょう。

 豊かな自然の中で、全国から厳選された子牛を健康状態を見極めながら、稲わら、ふすま、大豆粕、大麦等が配合された特別なエサを与えるなどし、およそ3年の月日をかけて飼育します。その心を込めて手塩にかけた結晶こそ、とろけるように柔らかくて甘い、風味豊かな松阪牛なのです。

 伊賀市に本社工場を持つメーカーの「サンショク」は、ドイツの見本市やコンクールで数々の賞を受賞する実力派。2016年の伊勢志摩サミットでも大活躍した折り紙つきの生産者です。

「極上すき焼き肉でローストビーフ丼」は、赤ワインや蜂蜜などをじっくり煮詰めたソースが、牛肉のうまみを最大に引き立てる逸品です。卵黄をくずしてかきこむ、これ以上の贅沢があるでしょうか。

料理研究家・浜口さんの簡単ひと手間で美味しくなるレシピ 「極上すき焼き肉でローストビーフ丼」

■材料(1人分)

松阪牛…1枚
玉ネギ…1/2個
卵黄…1個
おろしニンニク…適量

蜂蜜…大さじ2
醤油…大さじ2
赤ワイン…50cc
塩…適量
コショウ…適量

〈ポイント〉ローストビーフソースでも家に常備のワサビと醤油でも流石の一品になります。

[作り方]

1 松阪牛に軽く塩・コショウをする。

2 牛肉を熱したフライパンでサッとあぶるように焼く。

3 肉を焼いたフライパンに赤ワインを入れ、アルコールを飛ばす。おろしニンニク、おろした玉ネギ、醤油、蜂蜜を入れ、軽く煮詰める。

4 2の焼いた肉をご飯の上に盛り付け、3のローストビーフソースをかける。

5 お好みでワサビ・黒コショウ(ともに分量外)をかける。

6 卵黄をのせる(好みに応じて溶き卵でも)。

[美味しいポイント]

2 牛脂(分量外)を溶かしたフライパンで、赤味が残る程度に数秒で数回ずつ両面を焼く。

3 牛脂とすき焼き肉の旨味エキスが残ったフライパンに、赤ワインを入れアルコールを飛ばしたら、材料を煮詰めローストビーフソースを作る。

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松阪牛もも・バラすき焼き用400グラム

価格9,720円(税・送料込)

内容:松阪牛もも・バラ
すき焼き用400グラム
賞味期間:冷凍で30日
原産地:三重県
加工地:三重県
7大アレルギー:なし

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料理研究家 浜口恭子さん
料理研究家、フードアナリスト、フードスタイリスト。多くの飲食店のメニュー開発やTV番組のフードスタイリストとして活躍する一方、専門学校のカフェビジネス科で教鞭を執る。

撮影 坂井瑞/フードスタイリング くろだかおる

週刊新潮 2021年9月23日号掲載

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