【W杯予選】柴崎で“プチ冒険”ではなく、「三笘」「古橋」をなぜスタメンで起用しないのか

スポーツ

  • ブックマーク

 日本代表の試合を1980年代の前半から取材しているが、日本人監督には共通点がある。ファンやサポーター、メデイアがスペクタクルな攻撃サッカーや、得失点差を考慮して大量点を期待しても、肩すかしを食うことが多かった。

 ***

 日本人監督が目指すのは、まずは勝点3を取ること(負けないこと)。そのためなら1-0でも十分に満足できる。「3~4点取ったからといって、勝点が増えますか?」というのが彼らの言い分だった。

 ホームでオマーンに敗れ、アウェーでは柴崎岳のミスパスからサウジアラビアに敗れ、黒星が先行した日本だったが、森保一監督は地道に1試合ずつ勝利を積み重ね、気付いたら2位に浮上していた。...

つづきを読む