懐かしきアイドル「フィンガー5晃」「あいざき進也」の今 70年代が蘇る歌謡ショーに登場した人々

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

 これだけの面々に勢揃いされては、“元”少女たちのハートも再びキュンとするはず。「……誰?」なんて言っては怒られます──。

 10月24日に開催されたのは、山田たかおさん(65)の芸能生活55周年記念イベント。会場にはファンが90人ほど詰めかけた。お目当ては、スペシャルなゲストたちの歌謡ショーである。

 トップバッターは、サングラス姿が往時と変わらぬフィンガー5の晃さん(60)。“リンリンリリン”と「恋のダイヤル6700」で会場のボルテージを一気に頂点へ。とはいえ、コロナ禍の折、黄色い声援はおあずけ。ご婦人方はペンライトや手拍子でノリノリだ。

 続いて登場したのは、あいざき進也さん。65歳とは思えぬスタイルのよさで、代表曲「気になる17才」を熱唱。曲間のトークで山田クンと背の低さをイジり合う仲睦まじさが微笑ましい。

 3番手は伊丹幸雄さん。66歳にして、華麗な足さばきのダンスを披露するも、「今リハビリしてたの?」と山田クンから辛辣なツッコミが。負けじとムーンウォークで反撃して拍手がわく。

「今日は一番地味な服を着てきました」と、ラメがまぶしい衣装でボケをかますのは平浩二さん(72)。なんと今年4月、コンサート中にくも膜下出血を発症し、ドクターヘリで緊急搬送されたばかり。が、そんなことを微塵も感じさせない伸びやかな歌声で名曲「バス・ストップ」を歌い上げたからお見事。

 主役の山田クンは、ずうとるびのメンバーと一緒に「みかん色の恋」をお披露目したあと、「踊ってると足がつる」と、共感を呼ぶ小ネタをぽつり。最後は出演者全員で「また逢う日まで」を歌い、お開きとあいなった。

 70年代が蘇ったひとときに、ご祝儀の座布団何枚あげる?

撮影・本田武士

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。