甘利幹事長が寵愛する高橋舞子、地元・大分では悪評だらけ 地元紙を読まず支援者の顔も覚えらない体たらく

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 小泉チルドレン、小沢ガールズと過去を遡(さかのぼ)れば、時の政権を象徴する新人議員が騒動を起こしてきた。今回の衆院選では「甘利チルドレン」が誕生しそうだとの見方がもっぱらだ。

 その筆頭が大分1区から出馬している高橋舞子候補(33)である。

「甘利明幹事長は衆院選で、やはり不人気ですね」

 と政治部デスク。

「政治とカネの問題が過去にありながら幹事長となって、政権支持率もよくありませんし、候補者からの演説の要望がそれほど多くないようです。そうした中、10月24日にわざわざ大分へ飛んで応援に出向きました。よほどの力の入れようです」(同)

 本誌(「週刊新潮」)はこれまで甘利幹事長と高橋氏の関係や彼女の“素行”を報じてきた。大学卒業後、時事通信とブルームバーグで記者として働いていた高橋氏は、甘利氏を取材した縁で親しくなり、2019年、自民党大分県連の公募に応じている。その際、小論文が小学生並みの稚拙な文章ながら、審査を突破。甘利幹事長から県連サイドへの強烈な“口利き”があったとされる。

 大分県連関係者がため息をつく。

「甘利さんがねじ込んできた候補なんですけど、とにかく失礼なんですよね。公募の時は本人から“選挙資金が足りなければ、親戚中に頭を下げてかき集めます!”と言ってきたのに、いざ選挙準備に入るとびた一文出す気がないらしく、県連などにおんぶにだっこ。公認候補になって企業を回っても政策について聞かれるとしどろもどろになってしまうし、地元紙も読んでいないので相手企業から“新聞くらい読ませろ”と指摘される始末です。大分に来て2年半も経つのに、市内の地名や支援者の顔もろくに覚えられない。地元から呆れられています」

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