リハビリ中でも話題のタイガー・ウッズ カリスマ人気健在で年末に800万ドルのボーナス

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ツイッターで650万人、インスタグラムで270万人

 今年4月、米ツアーで「プレーヤーズ・インパクト・プログラム」なるものが密かに行われていることが明らかになった。選手が世の中や人々にどれほどのインパクトを与えたか、人々からどれほど注目され、話題にされたか、グーグルやSNSでの登場回数や検索頻度などのデジタル・フットプリントをインパクト・スコアという数値で示し、ランキング化するのだそうだ。トップ10に入った選手たちには、総額40ミリオン(4000万ドル)のボーナスを授けるという。

 元々、このプレーヤーズ・インパクト・プログラムの存在自体が明かされておらず、結果も公表されていなかったが、米メディアの試算によれば、今現在のランク1位は、ツイッターで650万人、インスタグラムで270万人のフォロワーを持つウッズで、今年の末にはウッズに、1位の賞金額である8ミリオン(800万ドル)のボーナスが贈られる見込みだ。

 いつまでも、どこまでもタイガー・ウッズ――まさに、ゴルフ界の永遠のスターだ。

舩越園子(ふなこし・そのこ)
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。1993年に渡米し、在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。『王者たちの素顔』(実業之日本社)、『ゴルフの森』(楓書店)、『才能は有限努力は無限 松山英樹の朴訥力』(東邦出版)など著書訳書多数。1995年以来のタイガー・ウッズ取材の集大成となる最新刊『TIGER WORDS』(徳間書店)が好評発売中。

デイリー新潮取材班編集

2021年10月14日掲載

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