河野太郎は永田町に友達がいない? スタンドプレーに党重鎮から苦言、防衛大臣時代の失態とは

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ベッドに寝ころぶ写真で大炎上

 大臣本人も国内が豪雨災害に苦しむ中、外遊先でベッドに寝ころぶ写真を投稿し、大炎上を招いたことがある。

「SNSを駆使することも含め、河野さんの強みは“発信力”といわれることが多いのですが……」

 と述べるのは、前出・政治部デスク。

「ただ、それも正当な評価なのか。外務大臣時代、記者が日露関係について質問したのに対し、なぜか答えず、“次の質問どうぞ”と4回連呼したのは有名です。子どもじみた態度に、当時の安倍総理も“何であんなことをするんだ”と不快感を示していましたし、徴用工問題で駐日韓国大使を呼び出し、“無礼だ”と抗議したことも。わざわざカメラを入れるなどパフォーマンス以外の何物でもなく、当時の菅官房長官が“スタンドプレーが過ぎる”と怒っていましたよ」

 新型コロナワクチンについても、官房副長官や補佐官の発言をわざわざ公の場で否定し、政府内の足並みの乱れを露呈させたのは記憶に新しい。

 また、この「発信力」と並び、河野氏の持ち味といわれるのが、「突破力」。歯に衣着せぬ物言いで壁を突破する――との評だが、

「確かに官僚には厳しいですよね」

 と言うのは、さる自民党関係者。

「部会などで正面に陣取り、罵倒するのはしばしば。彼は留学経験があり、英語が堪能なので、外務大臣時代は“外務官僚の英語力が低過ぎる”と、内外でよくこき下ろしていました」

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