ネメシス、「広瀬すず」「櫻井翔」W主演なのになぜ視聴率は伸び悩んだのか

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 6月6日に放送された、女優の広瀬すず(22)と嵐の櫻井翔(39)がW主演する日本テレビ系ドラマ「ネメシス」の第9話の世帯平均視聴率は7.9%(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 同ドラマは、探偵事務所「ネメシス」を舞台に、櫻井演じる〝ポンコツ〟な自称天才探偵・風真尚希が、広瀬演じる無鉄砲だが天才的なひらめきを誇る助手・美神アンナの助けを借りて難事件を解決していく1話完結の物語だ。

 事件を解決するうちに、次第に、突然姿を消したアンナの父をめぐる謎が明らかになり、いよいよ13日に最終回を迎える。

「劇中のトリックは推理作家らが監修する力の入れようです。総監督は09年公開の『SR サイタマノラッパー』で一躍脚光を浴びた入江悠さんがつとめ、毎回、豪華キャストが扮する強力な助っ人たちも見どころとの触れ込みでした。櫻井は今作が嵐の活動休止後初の連ドラ主演ですし、広瀬も2019年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』以来の連ドラ主演でした。2人は、18年のNHK『紅白歌合戦』での司会、同年公開の映画『ラプラスの魔女』での共演以来、今回が3度目のタッグです。双方にとって、なかなか大事な作品のはずでしたが……」(芸能記者)

 視聴率は初回こそ、11.4%で2ケタを記録したものの、第2話以降は、徐々に落ち込み、第5話から第8話までは7%台と低迷したままだ。

「私はミステリーが好きなので、推理作家たちがどんなおもしろいトリックを仕掛けるかと楽しみにしていたんですが、どこか既視感のあるようなものばかりです。期待を裏切られてしまったので、序盤で離脱してしまいました。ミステリー作品のファンには、正直言って、期待外れの作品でしょう」(放送担当記者)

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