「ドラゴン桜」で注目の“Wサラ”、志田彩良と南沙良で思い浮かぶ2人の人気女優

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 今期連ドラでNo.1の「ドラゴン桜」第2シリーズ(TBS)。5月30日の第6話は視聴率14・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と、後半に入っても好調をキープしている。その原動力は、阿部寛が演じる熱血教師と、第1シリーズでは生徒役で、その後、東大に入り弁護士となった長澤まさみ、そして今期の生徒役、髙橋海人(King & Prince)と平手友梨奈(元欅坂46)……そこに“Wサラ”が加わった。

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 2005年に放送された前シリーズは、生徒役に若手トップ俳優(長澤、山下智久、小池徹平、紗栄子、新垣結衣、中尾明慶)が出演していたのに比べ、第2シリーズはちょっと地味じゃないかと言われてきた。ところがここへ来て2人の生徒役の評価が高まっていると言うのは、さる民放プロデューサーだ。

「志田彩良(21)と南沙良(18)の“Wサラ”です。この2人が頭ひとつ抜けてきました」

前シリーズの長澤と同じ役どころ

 志田は、小学校6年の時にスカウトされて芸能界入り。13年に「ピチレモン」(学研プラス)の専属モデルとなり、14年には短編映画「サルビア」で女優デビューし、17年には「ひかりのたび」で長編映画主演も果たす。ドラマ「チア☆ダン」(TBS)や「ゆるキャン△」(テレビ東京)に出演。現在は「ゆるキャン△2」にも出演中だ。

「ドラゴン桜」では、偏差値70の超優等生ながら、進学を希望していないというワケありの生徒を演じている。

「第6話は、彼女がドラマの中心で、なぜ彼女が進学を拒んできたかが明らかになりました。父親が自身のコンプレックスから女に学歴はいらないと虐待していたためだったのですが、阿部の説得により父は改心し、彼女は無事“東大専科”入りしました。家庭に問題を抱える生徒というのは、前シリーズでは長澤の役どころ。長澤同様、別格扱いされているのが分かります。期待に応え、影のある物憂げな難しい役どころを見事に演じていたと思います。愛くるしく守ってあげたくなるような顔立ちと姿は、朝ドラ『あまちゃん』(NHK)の松岡茉優に通じるところがあります。それゆえか、『ドラゴン桜』第6話は、M3層(50歳以上の男性)の個人視聴率10・9%は第2シリーズで最高だったそうです」

 意外にオヤジ殺しかも……。

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