「深田恭子」休養でホリプロ大ショック 改めて分かった深キョンの貢献度と人材難

エンタメ 芸能 2021年05月29日

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後継者がいない

 彼女のCMによる稼ぎは甚大、と言うのは民放プロデューサーだ。

「タレント事務所の最大の収入源はCM出演です。現在、彼女のCM出演は、ヨコハマタイヤ、アリナミンA、メナード化粧品、UQモバイル、ニチレイ、RPGゲームの放置少女、午後の紅茶など7社に及びます。昨年上半期にはテレビCM出稿量(秒数)で1位を記録しました。1本5000万~6000万円といわれる彼女のCM契約金は、ホリプロにとって経営の重要な柱と言っても過言ではありません。休養が長引けば、CMの仕事はなくなります。これは事務所を代表する和田アキ子はじめ、小島瑠璃子、妻夫木聡、松山ケンイチだって、遠く及びません。まさに稼ぎ頭でした」

 深キョンは、綾瀬はるか(36)、石原さとみ(34)とともに“ホリプロ三人娘”と言われて久しいが、“姉妹”と比べても上なのだろうか。

「石原はそれほどCMには出ていませんでしたし、結婚しましたから、今後はさらに少なくなるでしょう。綾瀬は結構CMには出演していますが、深キョンとは意味合いが異なります」(同・プロデューサー)

 どういうことか。

「タレント事務所がドラマの仕事を入れたがるのは、実はCMを入れたいがためなんです。ですから、ギャラが安いと言われるNHKの朝ドラや大河にも出演させ、顔を売ってCMの仕事を入れるのです。深キョンが視聴率はそれほどでもないのに、ドラマの仕事が途切れないのは、出稿する大手企業と、それを放送する民放との、あうんの呼吸があるから。つまり、彼女主演のドラマを制作することで、彼女のCMもついてくる。テレビ局としては営業的にも大助かりなんです。その点、綾瀬は作品を選んでドラマに出ています。これ以上働かせたら深キョンの二の舞になりかねません」(同・プロデューサー)

 とはいえ、天下のホリプロである。主演を張れる人気女優には高畑充希(29)もいる。

「彼女がデビューしたのは『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバックpart2〜屋上の天使』のオーディションだったように、元々がミュージカル志望で、女優魂を見せつけるストイックな演技には定評があります。対して深キョンは、“ドロンジョ様”や“ルパンの娘”も演じて、華やかでいて、どこかフワッとした浮かれた感じがある。スポンサーが15秒勝負のCMをピンで選ぶなら、圧倒的に深キョンのほうでしょう」(同・プロデューサー)

 高畑が現在出演しているCMは、ケンタッキー・フライド・チキン、JRA、バファリン、三菱地所の4つだ。

「深キョンは余人を以て代えがたい、日本のトップタレントと言っていい。だからこそ、彼女が休養となれば、ホリプロは人材が育っていないことに気づくと思いますよ」(同・プロデューサー)

 ホリプロには“三人娘”を輩出した「スカウトキャラバン」がある。

「小島瑠璃子をはじめ、足立梨花、関水渚、石橋杏奈、木下彩音などがスカウトキャラバンをきっかけに出てきてはいますが、皆バラエティ寄りです。何より、朝ドラのヒロインが、高畑主演の『とと姉ちゃん』(16年)以来、出ていないのです。一方、同じように“東宝シンデレラ”で長らく沢口靖子と斉藤由貴、そして長澤まさみに頼り切っていた東宝芸能は、上白石萌音・萌歌姉妹が出てきて人気ドラマを席巻。萌音は次の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のヒロインを勝ち取りました。やはり芸能事務所を支えるのは人なのです。ホリプロから次に朝ドラヒロインが出るのはいつになることか……」(同・プロデューサー)

デイリー新潮取材班

2021年5月29日掲載

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