紀州のドン・ファン元妻 このタイミングでの逮捕理由と整形手術、13億の遺産の行方

国内 社会 2021年4月28日掲載

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海外への高飛びを察知し

 紀州のドン・ファンと呼ばれた、和歌山県田辺市の資産家・野崎幸助さん(当時77)が2018年5月に急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、元妻の須藤早貴容疑者(25)だった。悲劇から約3年が経過したこのタイミングでの逮捕となった理由や整形手術を施して生活拠点を転々としていた最近の動きについてレポートする。

(一部、週刊新潮2018年6月7日号などの記事と重なります)

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「海外への高飛びの可能性を察知していた和歌山県警は、早めに逮捕したがっていたようです。2020年12月末に一旦ダメになった後、先月からそろそろやるぞ、いつやってもおかしくないぞという空気はありました」

 と、社会部記者。

「須藤容疑者のスマホを押収し、そのGPS機能を解析するなどした結果、野崎さんを殺害できたのは容疑者だけだというのはわかっていました。いつまでもやらないわけにもいきませんしね」

 ここで改めて、2人のなれそめ、事件当日の動きについて振り返っておこう。

 親しい知人によれば、

「野崎さんは、過去に2度結婚をしているものの、どちらのときも浮気癖が収まらず、すぐさま離婚。長い間、独身を通してきました。でも、彼は出会った女性に、“結婚しよう、結婚しよう”と口癖のように言っていた。結婚願望が強かったのです。そこに現れたのが、北海道出身で自称ファッションモデルの須藤容疑者でした。モデル仲間からの紹介だったといいます」

 ところが、晴れて新婚生活を送れたのもたった4カ月ほど。野崎氏は2018年5月24日、77歳で急逝してしまったのである。

高校時代は純朴なタイプ

「普段の野崎さんの生活パターンは、深夜2時に起き、欧米の株式市場をチェックすることから始まる。それから、自宅のすぐそばにある会社に出勤し、従業員が誰も来ていない間に、仕事に取りかかります。そして、昼前にはもう帰宅し、昼寝をするのです」(同)

 野崎さんは昼寝から覚めると、須藤容疑者とテレビで相撲観戦しながら、家政婦の作った夕飯を摂ったという。

 家政婦は、夕食時には夫婦水入らずとなるよう気を利かせて外出するのが常だったという。当日も16時頃から4時間ほど不在にしていた。

 その間、自宅では夫婦2人きり。家政婦さんの作り置いていたうどんには手をつけず、ビール中瓶を半分ほど空けたところで、野崎氏は2階へと引き上げていく。残った須藤容疑者は、ひとり居間でバラエティ番組を見ながら過ごしていたというのだが、

「20時頃、2階から物音が聞こえたのですが、須藤容疑者は気に留めず、テレビを見続けていた。それから2時間ほど経ち、帰宅していた家政婦さんに休むよう促されて2階へ上がると、変わり果てた社長の姿があったというのです」(同)

 野崎さんは風呂上がりらしく、ソファに寄りかかる姿勢で裸のまま絶命していた――。
 他方、須藤容疑者のルーツを探ると、出身地は北海道札幌市。

 地元の小、中学校を経て、入学したのは偏差値が45前後の公立高校だった。

 高校の同級生によると、

「僕らの学校はヤンチャなところで、チャラい格好の生徒が多かった。でも、彼女は黒髪ストレートで、純朴なタイプ。勉強はあまり出来る方ではなくて、運動も嫌い。休み時間はだいたい少女漫画を読んでいました。卒業式の日に、彼女が茶髪で登校し、みんなにからかわれると、”こんな見た目だけど処女だから”と、おどけていた。高校時代、交際している相手とかはいませんでした」

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