「禁煙学会」理事長、診断書偽造で刑事告発 診療報酬を不正請求の疑いも

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 目的のためには手段を選ばない。「原理主義者」に特有な言動である。「反たばこ」の総本山、「禁煙学会」理事長が刑事告発された。診察もせず、たばこ被害の診断書を作成していたのだ。

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〈被告発人の行為は、詐欺罪及び虚偽公文書行使罪に該当すると思料するので、捜査の上、厳重に処罰されたく、告発いたします〉

 そんな穏やかならぬ「告発状」が提出されたのは、3月31日のことである。

「彼みたいな人を許していては、私たちのような被害者がまた出てくる。...

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