「オトラクション」低視聴率で「霜降り明星」のMC能力に疑問符「R-1」の失敗も影響

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売れっ子に死角!?

 霜降り明星と言えば、お笑い第7世代のトップランナーと評価されている。ところが最近、せいや(28)と粗品(28)の“MC能力”に疑問を投げかける声が、ネット上で拡散している。

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 彼らの評価を落としている理由の1つが、4月13日からスタートしたバラエティ番組「オトラクション」(TBS系列・火・19:00)の不振だろう。

 霜降り明星は、ミュージシャンの西川貴教(50)とMCを担当。番組の公式サイトには、

《「音と魔法の王国」のキング西川と霜降り明星の音感抜群MC陣が個性豊かな助っ人を交えた「オトラクション軍」として、挑戦者たちを迎え撃ちます!》

 と熱のこもった文章が掲載されている。

 初回の2時間スペシャルは向井理(39)と川口春奈(26)、Snow Manといった人気芸能人が出演した。

 にもかかわらず、視聴率は3・7%と低迷してしまった(註:視聴率は、ビデオリサーチ調べ、関東地区、リアルタイム、世帯:以下同)。

 民放のライバルキー局で番組制作に携わる関係者は、「『大惨敗』という言葉を使ってもオーバーではない数字です」と言う。

巨額の美術費

「番組トップの責任問題に発展してもおかしくありません。ただし、『オトラクション』は2月25日にも2時間特番を放送し、視聴率は3・3%だったのです。

 あの時点で低視聴率になることは、ある程度予想されていました。とはいえ、2月の特番を制作した際、ゲームセットなど美術費に4000万円が投じられたと『女性自身』が報じています。

 巨額の予算はレギュラー化が前提だったのでしょう。そう簡単に打ち切ることはできません」(同・関係者)

 TBSにとっては、この視聴率に頭を抱えているに違いない。

「局を挙げてのイチオシ番組にしようと考えていたはずです。TBSですから第2の『関口宏の東京フレンドパークII』(1994~2011年)を狙っていたのではないでしょうか。

 ゲームの内容を見ても、『フレンドパーク』に『マジカル頭脳パワー!!』(日本テレビ制作・1990~99年)を足して2で割ったような印象を受けました」(同・関係者)

 霜降り明星にMCの能力があるかという疑問の前に、そもそも番組の内容に問題があるという。

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