「オトラクション」低視聴率で「霜降り明星」のMC能力に疑問符「R-1」の失敗も影響
キャスティングの疑問
「肝心のゲームに魅力がありません。絵を見て擬声語を答えるという『オノマトペサーキット』は、『マジカル頭脳パワー』の『マジカルバナナ』を参考にしたのだと思います。
しりとりをゲーム化した『マヂカルヴォイス』は、『フレンドパーク』の『エアホッケー』に影響を受けているはずです。
いずれにしても、どちらのゲームも元祖を超える面白さはありませんでした」(同・関係者)
出演者が面白かったのなら、ゲームの欠点をカバーできたかもしれない。しかしながら、キャスティングに工夫はなかったという。
「向井理さんと川口春奈さんが出演したのはドラマの番宣。それに対するのがSnow Manとお笑い芸人の寄せ集めチームでした。
ゲストチームの括りが面白かったり、各チームの対決感をしっかり演出できたりしていたら、もっと違ったでしょう」(同・関係者)
MCの経験
そして、いよいよ霜降り明星だ。せいやと粗品がMCとして苦戦したのは、明確な理由があるという。
「最初から霜降り明星の2人にMCらしい立ち位置が与えられていないのです。番組の進行はナレーションが担当しています。
更に、せいやさんは回答も担当します。西川貴教さんも同じですが、視聴者が『ちゃんとMCとして番組を回しているな』と実感できる場面がないのです」(同・関係者)
それこそ「フレンドパーク」の場合は、関口宏(77)と渡辺正行(65)が、「マジカル頭脳パワー!!」は板東英二(81)がMCを担当していた。
3人ともMCとして豊富な経験を持っていたからこそ、ゴールデンの番組に起用されたという経緯がある。
一方の霜降り明星は、まだまだ若手だ。抜擢が裏目に出た感は拭えない。
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