“ポスト第7世代”でトップになるのは?「マヂラブ」「見取り図」「ニューヨーク」が死闘

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来年の春

 あの「ミルクボーイ」より「ぺこぱ」のほうが、少なくとも地上波のバラエティ番組では露出度が上回ってしまう。

 筋金入りのお笑いファンには納得がいかないかもしれない。とはいえテレビ業界は「広範な人気を集めるお笑いコンビ」を必要としていることは言うまでもない。

「『ミルクボーイ』の漫才はピカイチです。その一方で、バラエティ番組でのトークやロケとなると、漫才ほどのインパクトを視聴者に与えられなかったのは事実でしょう。

 対して『ぺこぱ』は、『シューペイです』や『時を戻そう』といったフレーズがバラエティ番組でも活きました。

 再現VTRに役者として出演したり、スポーツの企画、YouTubeでも人気を集めたりするなど、視聴者の支持を得て、テレビ局として起用しやすい条件が揃いました」(同・スタッフ)

 このスタッフ氏は、まずは秋の改編で3組の状況をチェックするという。そして年末にはM-1、キングオブコント、そして「R-1グランプリ」(関西テレビ制作・フジテレビ系列)といったコンテスト番組の結果が出る。

 秋までは3組の争いだが、冬になると新人が名乗りを挙げる可能性もある。答えが出るのは来年の春だという。

デイリー新潮取材班

2021年4月19日掲載

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