宮野真守、花澤香菜……気がつけば“人気声優”がテレビドラマに続々出演するワケ

エンタメ 芸能 2021年2月23日掲載

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Win-Winの関係

 宮野真守(37)、梶裕貴(35)、花澤香菜(31)、花江夏樹(29)──この4人の共通点を訊けば、少なからぬ人が「声優」と答えるだろう。

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 ならば、この4人が最近、テレビ業界で注目を集めている理由はお分かりだろうか。

 こちらの答えは、「近年、人気のテレビドラマに出演し、好評を博した声優」というものになる。具体的に見てみよう。

 宮野真守にとって、声優の代表作と言えば、「DEATH NOTE」(日本テレビ・2006年10月~07年6月など)の主人公・夜神月が筆頭に挙げられるようだ。

 だが彼は実写映画やテレビドラマにもこだわりを持ち続け、2020年には大人気ドラマ「半沢直樹」(TBS系列・同年7~9月)に出演を果たした。

 役どころは金融庁の検査官。片岡愛之助の“怪演”で人気が出た黒崎駿一の部下という設定だ。

 お約束として、黒崎に急所を掴まれるシーンもしっかりと放送され、バラエティ番組でも鉄板エピソードとして披露された。

三浦春馬との“縁”

 梶裕貴は「進撃の巨人」(TOKYO MX・13年4月~9月など)の主人公、エレン・イェーガー役が有名だ。

 20年9月、ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系列・同年9~10月)の放送がスタートした。これに梶は出演している。

 主演・三浦春馬(1990~2020)の遺作となったこともあり、通常のテレビドラマより社会的な関心も集めたことは記憶に新しい。

 梶は第1話のゲストスターとして登場。視聴者の注目度も高かっただろう。おまけに役は三浦春馬の“ライバル”だった。

 正確に言えば、「玩具メーカー御曹司『猿渡慶太』(三浦春馬)の元カノ『聖徳まりあ』(星蘭ひとみ)の婚約者である『山鹿眞一郎』」を演じたのだ。

 そもそも「進撃の巨人」は、映画版「ATTACK ON TITAN/ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」[樋口真嗣監督(55)・東宝]の前後編が18年に公開されたが、その主演は三浦だった。

 SNS上では「嫌な役だったけど、楽しめた」と好意的な評価が多数を占めた。

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