「原田泳幸」マック元社長がまさかのDV容疑で逮捕 “プロ経営者”の栄光と挫折

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毀誉褒貶の半生

 朝日新聞デジタルは2月6日、「妻を殴った疑いで原田元マクドナルド会長逮捕 容疑否認」との記事を配信した。

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 朝日は文中で、原田泳幸容疑者(72)が《自宅で50代の妻に対し、足を殴るなどの暴行を加えた疑いがある》と伝えた。(末尾:註1)。

 一方、読売新聞オンラインは、《妻の腕や脚をゴルフの練習器具で殴った疑い》と、“凶器”を使った可能性に言及した。

 更に産経新聞の電子版は、《逮捕容疑は5日、都内の自宅で、妻のシンガー・ソングライター、谷村有美さん(55)を殴るなどした》と、妻の実名も報じた。(同:註2)

 朝日と読売は原田容疑者が否認しているとし、産経は警視庁渋谷署が認否を明らかにしていないとした。

 原田容疑者は“プロ経営者”として注目を集めてきた。2011年には日本経団連の関連組織である経済広報センターより「企業広報経営者賞」を受賞している。

 そんな人物に妻へのDV疑惑が持ち上がったのだから、ニュースとして大きく報じられるのは当然だろう。

 原田容疑者は波瀾万丈の人生を送り、経営者としての評価は毀誉褒貶がある。彼の半生を振り返ってみよう。

アップルで活躍

 原田容疑者は1948(昭和23)年、長崎県佐世保市で出生した。県立佐世保南高校から東海大学工学部に進み、日本ナショナル金銭登録機(現・日本NCR)にエンジニアとして入社した。

 1997年、経営不振に陥ったアップルコンピュータ日本法人の代表取締役社長に就任、最初の注目を集める。

 原田容疑者はアップル本社の副社長も兼務。まさにスティーブ・ジョブス(1955〜2011)の側近の1人だった。

 社長に就任すると、日本の販売網に大なたを振るった。卸を絞り、販売店を“リストラ”した。直販化を進める“荒療治”を断行し、iMac、iPodを日本でもヒットさせた。2003年には銀座にApple Storeを開店するなど、現在まで続くAppleのブランドイメージ構築にも寄与した。

 ちなみに被害者の谷村有美さんと結婚したのは02年。原田容疑者がアップルに勤務していた時のことだった。

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