モデルで社会活動家「ラブリ」、知人女性へのわいせつ容疑・書類送検 「私はこう思う」

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“恋”の終わり?

 しかし、9月には、

「あなたからは見えないから/わたしからは見せないから/あなたからは見えないから/わたしからは見せないから/あなたから消えちまった/消えちまった/消えちまった/消えちまった/わたしまで消えちまった/消えちまった/消えちまった/消えちまった」

 と“恋”の終わりのようなものが語られ、これが最後の投稿となっております。

 これがフィクションであったとしても、うまく行っていた関係が壊れていくさまが描かれているわけですね。

 では、ここからは、今回の騒動について私の周りの方々に記事をご覧いただいた上でどう思いどう感じたかということを伺ってみました。

「全然そんなことをするイメージの子じゃなかったのでびっくりしました。それに結婚してお子さんも生まれたばかりでしたよね。これからどうなさるんですかね」(29歳女性・主婦)

「被害者の方が事件後にPTSDになって退職してるってことは本当に嫌だったのだと思う。男に襲われるのも絶対に嫌だけど、女に無理矢理こんなことされるのも想像しただけで気持ち悪いし、これからの人生で人間不信になりそう」(26歳女性・飲食店勤務)

「私が子供の頃、近所のお姉さんにいたずらされたことがありました。大人と子供というのもあって怖かったから、ただただお姉さんがし終わるのを目を閉じてジッと待っていました。親にも怖くて言えませんでした。あと、そのお姉さん、今は結婚していて子供がいるんですけど、私にあんなことをしたくせに普通の生活をしているのが許せないと思っています」(23歳女性・芸能関係者)

人間不信に

「最初この記事を目にしたときは痴情のもつれ? くらいに思っていましたが、全部読んでみるとそんなことじゃなさそうですね。被害者の方は本当に気の毒ですよ、男女問わず人間不信に陥ってしまいますよね」(42歳男性・歯科医)

 ラブリさんに厳しい意見が続きますが、その一方で、こんな見方も。

「密室だから双方の言い分が食い違うと言ってしまえばそれまでですが、強制わいせつ容疑で書類送検するということは、それなりに証拠があるのは間違いないのでしょう。ただ、そこに至る経緯には興味がありましたので、ラブリさんのインスタとかも結構チェックしてみたんですよ。ラブリさんの気持ちが高揚し、そしてそれが反転していく様子が手に取るようにわかる書き込みもあり、これは被害女性に向けてのメッセージだったんじゃないかと思ってしまいました。被害女性はそういったラブリさんの“思い”自体を元々うっとうしく感じていたのかもしれないですが」(45歳女性・医療関係者)

 ラブリさんと同じくフィリピンと日本のダブルである友人が私にはおりまして、フィリピンの実情(貧富の差や教育問題)についての話を聞いていたので、ラブリさんがSNS等で訴えてきたことに関して共感する部分があり、そして彼女のような著名な方が声を上げることは大変重要なことであると感心していました。

 書類送検を受けた検察は捜査を継続中ですし、真相は藪の中ではありますが、色んな意味で、今回の件は残念でなりません。

 ちなみに記事で、ラブリさん側の弁護士は、

《「慰謝料ではなく解決金として500万円を支払う」という内容の示談を被害女性に申し出た》

《客観的事実はこちらの認識とは違う》

《女性同士でもあるし、性的指向に関わる》

などとお話になっておりました。

徳光正行(とくみつ・まさゆき)
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。現在YouTube「徳光ちゃんねる」でも活躍中。

週刊新潮WEB取材班編集

2021年1月25日掲載

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