ハライチ「岩井」が渡部建会見で持論、「変人キャラ」3人衆の人気がジワリ上昇中

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玄人ウケの芸風

 12月6日、人気の「ワイドナショー」(フジテレビ系列・日曜・10:00)に、お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(34)が出演した。

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 この日は、「アンジャッシュ」の渡部建(48)が開いた謝罪会見がテーマ。岩井が持論を展開すると、複数のスポーツ紙が発言に注目した。

 日刊スポーツなどが電子版で報じたのだが、岩井が着目したのは渡部が「申し訳ございません」、「不徳の致すところ」と謝罪を繰り返したことだ。

 これを岩井は「人間味がない」と一刀両断。多目的トイレを利用した“不貞行為”に、「当時の心境を正直に伝えるべきだった」と指摘した。

 ひたすら謝っても、視聴者には届かない。むしろ「こういう感情があって、こういう経緯で、こういう行為に至った」と包み隠さず告白したほうが、むしろ同情を得られたのではないかと分析した。

 こうした発言は、少なからぬ視聴者の支持を得たようだ。Twitterからご紹介しよう。

《やっぱり岩井さん! 物怖じしないところ、すごいなぁ》(註:改行を省略するなどした、以下同)

《ハライチ岩井のコメントは的を得ていたな。危機管理は遅きに失すると取り戻せないし、不徳の致すところなんて一般的に使わない言葉あんな場面で使っても逆効果》

《『女性に失礼だし』とか 全てがその通りだなあと 的確な冷静コメントだった。》

エッセイで注目

 民放キー局でバラエティ番組の制作などに携わっているスタッフは、「業界内では、稀有な才能の持ち主として高い評価を得ていました」と言う。

「相方の澤部佑さん(34)に注目が集中し、岩井さんは『じゃないほう芸人』として燻っている印象を持つ視聴者も少なくないと思います。

 しかし彼の才能は、エッセイの連載やTwitterなどで注目されていました。発想力が豊かで、物事を多方面から見て鋭く斬り込みます。

 テレビの世界では“腐れ芸人”、“陰湿キャラ”、“腹黒”というイメージが流布したこともありました。

 実際に愛嬌は足りないので、どうしても今のバラエティ番組にはハマらないところがあります。

 しかし、今回『ワイドナショー』で注目されたことで、芸人としての注目度は高まりましたし、コメンテーターとしての出演依頼が来るかもしれませんね」

 好感度の高低だけが、芸人の規準であるはずもない。お笑いの世界には“ひねくれキャラ”、“変人キャラ”というポジションがある。

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