「安倍首相、お詫びします」「文在寅を退陣に」と叫ぶデモ隊女史の「贈る言葉」

国際 韓国・北朝鮮

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一国の大統領が「被害・加害」という切り口でしか…

――今後の日韓関係はどうあるべきでしょうか?

 過去は過去とし、未来を見つめた関係を私たちの世代から提言していかないといけないと思います。

 年配者の声を聞けば、若い世代も一緒に考えてもらえる機会があると信じ活動をしています。

――次期首相に関してどう思われますか?

 今、韓国では菅義偉氏の過去の発言を問題にしようと取り上げる報道がままありますが、私達はあまり先入観を持たず対応したいと思っています。

――最後に日本の皆さんへメッセージを。

 日本は韓国の発展に十分貢献をしてきました。今後も手を取り合い協力しあってこそ両国の国益につながり、更なる経済大国へ発展する可能性があるでしょう。

 この時代になっても、一国の大統領が「被害・加害」という切り口でしか日韓関係を物語ることができないというのは誠に嘆かわしい。

 日本の皆さんは韓国に対して大いなる疲労を感じておられると思います。ただ、韓国でも「悪いことは悪い」「間違っていることは正すべし」と考える人たちは少なくありません。

 そのために日々闘う私たちがいることを覚えていて欲しいです。

週刊新潮WEB取材班

2020年9月15日掲載

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