「剛力彩芽」がオスカーのありがたみをしみじみ感じる日 社名は伊達じゃない

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バラエティでも猛営業

 ベテランテレビマンは、「オスカーに所属し、MCを務めた女性タレントは、まだまだ大勢いますよ」と言う。

「ちょっと古いですが、かつてオスカーに所属していた大河内奈々子さん(43)は、『嗚呼!バラ色の珍生!!』(1994~2001年・日本テレビ系列)で、96年から1年間、島田紳助さん(64)のアシスタントとしてMCを務めました。森泉さん(37)も、『1番だけが知っている』(TBS系列・2018~20年)や『おしゃれイズム』(日本テレビ系列・日・22:00)で司会を務めています。これがオスカーの“お家芸”なんですね」

 他にも石川亜沙美(42)が「汐留スタイル!」(日本テレビ系列・03~04年)で「木曜日MC」を務めたほか、田丸麻紀(41)に至っては情報番組やバラエティ番組で10本近くMC、コメンテーター、キャスターを務めている。

 TBSの局アナだった宇垣美里(29)となると、文字通りの“昔取った杵柄”となる。民放各局への売り込みは凄まじかったそうだ。

 熱心に担当者が日参するので、対応に疲れ果てたプロデューサーもいたという。オスカーはバラエティ番組でさえ、これほど営業をかけるのだ。

テレ朝と蜜月の関係

 オスカーにとっては生命線とも言えるテレビドラマともなれば、営業の激しさは更にヒートアップするという。

「民放キー局の社長、制作担当重役レベルにまで食い込んでいます。テレビ朝日を例に挙げると、2004年に上戸彩さんは『エースをねらえ!』、17年に武井咲さんが『黒革の手帖』、そして米倉涼子さん(45)も04年と05年に同じ『黒革の手帖』で主演し、12年から『ドクターX~外科医・大門未知子~』で大当たりを取りました。こうしてコンスタントに自社のトップスターでドラマを制作させると、吉本実憂さん(23)、笛木優子さん(41)、今は休業中ですが原幹恵さん(33)といった面々を“抱き合わせ”で出演させるわけです。この“勝利の方程式”で近年は小芝風花さん(23)が売れっ子になろうとしています」(同)

 ちなみに剛力とテレビ朝日と言えば、「女囚セブン」(17年)で主演、「家政夫のミタゾノ」(16年~)も第2シリーズでレギュラー出演を果たした。どれだけオスカーとテレ朝の結びつきが深いか、よく理解できるというものだ。

「剛力彩芽さんの出演歴を改めて見ると、テレビ朝日とフジテレビの割合が多いことが分かります。率直に言って、剛力さんが売れたのは事務所の力でしょう。間近で見ると本当に美しい女性ですし、小悪魔的な魅力も凄いので、一時期は明石家さんまさん(65)も夢中でした。しかし、2013年に『ビブリア古書堂の事件手帖』でフジテレビ月9の主演を務めましたが、演技力に疑問が付けられました。おまけに前澤友作さん(44)との交際で、人気を下げてしまい、回復できないまま現在に至っています」(同)

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